【週報】2017年5月第2週のできごと
金曜の昼くらいに「今週健康麻雀で負けたことしか書くことないな……」と思っていたらそのまま風邪を引いて寝込んだ
今週のハイライト
Magic Mouseとの戦い
何しろ初めてMac触ったのがMacbook Pro+Windowsマウスだったから使いにくいのなんのって
Magic Mouseをトラックパッドがわりに使ってWindows用のマウスで操作しているのを見た夫「逆に器用か!」
— びよーん (@wifeofvillon) 2017年5月8日
ミッションコントロール!あなたミッションコントロールっていうのね! https://t.co/6kmR74S9Qh
— びよーん (@wifeofvillon) 2017年5月8日
信濃は来ませんでした
不動も物吉も来てません
【メンテナンスのお知らせ】
— 「刀剣乱舞」開発・運営 (@TOUKEN_STAFF) 2017年5月8日
5月9日 14時~17時にメンテナンスを実施いたします。
メンテナンス中はゲームをプレイすることができなくなります。
ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解ご了承の程よろしくお願いいたします。#刀剣乱舞 #とうらぶ
雑な会話集
夫「今日Oculus Rift作った人が来てて」
— びよーん (@wifeofvillon) 2017年5月8日
私「パルマー氏な」
夫「そうそう」
こういう会話をしていると普通の子供のいない夫婦って普段何の話をしているんだろうと思う
誤解を招きそうだが、夫氏がよく「夫婦で技術の話はしない(できない)」と言われるそうなのでこんな言い回しになっただけで他意はありません。
あと、このツイートをきっかけにAR/VR界隈の人にフォローされたけどただの主婦だよ。
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【週報】2017年5月第1週のできごと
世間はGWだが無職には関係なかった。Mac miniを買ったのに相変わらずMBAで開発している。
今週のハイライト
『左門くんはサモナー』全巻購入
ジャンプ本誌は毎週買っていたが、マステマ編が始まってからやっと真面目に読むようになった。白スーツ×日本刀は正義だと思う。
左門くんはサモナー 9 (ジャンプコミックスDIGITAL)
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始めてのTRPG
KPをやってみたい友人とTRPGを全くやったことのない私でSkypeセッションを行った。クローズドシナリオなのに「目星」や「聞き耳」を使わずテキストから推理してしまうので訓練が必要だと思った。
クトゥルフ神話 TRPG (ログインテーブルトークRPGシリーズ)
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信濃来ません
「刀剣乱舞」で大阪城30階を周回しているが信濃藤四郎が出ない。このまま長曽祢虎徹同様難民になってしまうのか。
技術
開発
歯車集め進捗表の想定が甘くてバグが出てしまった。
【非公式】文アル「『太陽のない街』ヲ浄化セヨ」イベント進捗表 https://t.co/CIn92vpQhB ver.1.1.1アップデート
— びよーん (@wifeofvillon) 2017年5月4日
歯車集計上限数を19999個→39999個に修正 pic.twitter.com/qZV0txJRAR
お勉強
オライリーの『Reactビギナーズガイド』を読んでいる。
Reactビギナーズガイド ―コンポーネントベースのフロントエンド開発入門
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イベント
グッドパッチとチームスピリットのReactイベントに申し込んだ。早急に参加要件(Reactの利用経験のあるエンジニアの方)を満たす必要がある。
雑な会話集
私「日中暇してる主婦がGitHubでホムンクルスの作り方見つけて魂の定着方法見つけてプルリク送る話」
— びよーん (@wifeofvillon) 2017年5月1日
夫「日中暇してる主婦はGitHubでホムンクルスの作り方漁らないと思う」
夫「太宰の全集3500円ですって」
— びよーん (@wifeofvillon) 2017年5月5日
私「どこに置くんだよ」
新しいMacを買ってインストールするアプリ&設定するもの
文アルGWイベント支援Webアプリをリリースしました
先日「文豪とアルケミスト」(以下「文アル」)のイベントの進捗を可視化するWebアプリケーションをリリースしました。
【非公式】文アル「『太陽のない街』ヲ浄化セヨ」イベント進捗表
今回リリースしたWebアプリケーションについて
「文アル」のイベントは2017年4月現在以下の3種類があって、今回はイベントマップを攻略することで「歪んだ歯車」を回収する「歯車集め」です。
- 歯車集め
- 「学問ノススメ」
- 招魂の栞
元々3月末のイベントに合わせて作っていた「学問ノススメ」成績表のソースをそのままコピーして、文言やタブの有無などを編集し、コードをES5からES2015に書き換えています。
機能概要
今回リリースしたWebアプリケーションには以下の機能を盛り込みました。
- 歯車回収数の記録
- 報酬獲得状況をグラフで可視化
- 「猫の手」(時限バフアイテム)計算
- 「+1000個」(任務報酬)ボタン←New!
- 「Tweet」ボタン←New!
ライブラリおよびフレームワーク
(よく見たらREADME.mdの記述が古い、直そう。)
開発に関して
前回の「学スス」リリース後、公式のスマホアプリリリースに向けた課題として「ES2015への書き換え」「Reactでの実装」「スマホ対応」を挙げていましたが、今回(機能をかなり削っているとはいえ)ES2015に書き換えたのでそのへんはすんなりいきそうです。
あと「スマホ対応」なんですが、そもそもユースケースとして「公式スマホアプリとブラウザ交互に立ち上げる」って非現実的じゃないか?と思わんでもないです。
今回イベントマップに1回でも潜書すれば歪んだ歯車が1000個もらえるようになったのでボタンを追加しましたが、「なんかごちゃごちゃしてるな〜」と「へんにスマートにするとわけわかんなくなるんだよな〜」という感覚の間で揺れ動いています。
あと、自分で使ってて気づいたんですけど、このアプリブラウザでタブ固定して使うんでアナリティクスにユーザー数現れないなって。
今後の課題
今日が中原中也の誕生日なことを忘れていたので文アル実装済み文豪カレンダー登録ページ的なものをReactの勉強も兼ねて作りたいですね。
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「Mastodon」で「federation」を「連邦/連合性」とローカライズすること
トピック「Mastodon」について
概要
「Mastodon」を触ってみたり、以下の記事を和訳して(結果ここには投稿せずFacebookにだけ投げて)みたりして、日本人には「federation」を「連邦」と訳すより、「同盟」や「経済圏」「姉妹都市」と超訳する方が伝わりやすいのに、あえて直訳しているんだろうなと思った話。
「連邦タイムライン」という直訳
「Mastodon」で日本語にローカライズされているインスタンスでは「Federated Timeline」が「連邦タイムライン」と直訳されています。しかし、日本人の多くにとって、「連邦」という概念は決して身近なものではないでしょう。
例えば「コトバンク」の「知恵蔵」では「連邦」を以下のように説明しています。
複数の政治単位(共和国、自治共和国、州など)が連邦憲法などによって法的・政治的に結合し、対内的には各単位が自治権と独自の統治構造を維持しながら、対外的には統一国家を形成する状態、あるいは、そのような国家形態。
元ページでは詳しい事例も挙げられているので是非読んでみてほしいのですが、日本人にとって一番身近な「連邦」とは「合衆国」や「ロシア連邦」だと思います。
あいにく私は政治史や地方自治の歴史には疎いのですが、日本の地方自治というものは江戸幕府成立以降トップダウン化が進んでおり、個人的には、おそらく日本が最後に「連邦」的であった時代とは、安土桃山時代なのではないかと思っています。
ここでは「日本の連邦制」について論じたいわけではなく、「Federated Timeline」の日本語ローカライズが「連邦タイムライン」という直訳であることの妥当性の話をしたいと思っています。
「Mastodon」上での「Federated Timeline」の機能
「Mastodon」の「Federated Timeline」は「Mastodon上の全てのインスタンス上のPublicな投稿のタイムライン」ではなく、あくまでそのインスタンスの運営者が「federated」な関係であると指定しているインスタンスへの投稿によるタイムラインです。
ですから、インスタンスによって「Federated Timeline」に流れる投稿の種類は全く違うことがありますし、そもそも「Federated Timeline」を設けていない可能性もあります。
「Mastodon」ではひとつひとつのインスタンスが小さな法治国家というか、コミューンであり、それらが相互の、あるいは一方的な行き来を許可している関係を「federated」と呼んでいるといえば理解しやすいのではないでしょうか。
原語の思想とローカライズ先での理解、どちらを尊重するか
これは複数言語対応を想定している全てのサービスに言えることですが、「原語の思想」と「ローカライズ先での理解」のどちらを尊重するかということは、とりわけCMSやSNSではよく考慮されるべきことではないかと思います。
たとえば「I love you」を夏目漱石が「日本人は『我君を愛す』なんて言わない」と考え「月がきれいですね」と訳した逸話がありますが、この逸話が示唆するのは「言語はその言語が使用している人々の文化に下支えされている」という事実です。
「Twitter」では「tweet」を「つぶやき」とローカライズしています。そのことで、「Twitter」のロゴがなぜ青い鳥なのか、なぜあえて140字という文字制限を設けているのかという意図は見えづらくなっていますが、「さえずり」と訳すよりは、日本人に定着しやすかったのは確かです。(それこそ、「Twitter」が日本に定着する前は、「さえずり」と訳していた記事も多くありました。)
「Mastodon」において「つぶやき」に相当するものが「toot!」であったり「noot!」であったりと様々なのは、それこそ各インスタンスの思想の表れと考えるべきでしょう。
日本人に「Federated Timeline」の機能を理解させるだけなら、例えば「同盟」や「姉妹都市」のような、現代日本人にも身近な表現を使えばいい。しかし、「Mastodon」が「連邦タイムライン」を採用しているのは、「Mastodon」の日本語ローカライズに携わった人々がその「連邦性」こそが「Mastodon」というサービスの設計思想の核であると判断したからだと考えています。
設計思想によるユーザー弾き
「Mastodon」はナチズムや女性蔑視、宗教的差別その他、そういった投稿を厳しく禁じていて、「連邦」という言葉を残したのも「Mastodon」のサービスそのものが持つ思想性を理解できないなら去れ、という意味合いがあるといっても過言ではないと思います。そういうわけで、思想と言論とが著しく自由な日本で育った人間は、国外のインスタンスに参加する場合、国際的な視点を強く意識しなければならないでしょう。
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文アル春季イベント支援Webアプリをリリースしました
※この記事はMediumのI Released Web App Supporting “Great Writers and Alchemists”を日本語訳し、追記したものです。
昨日、「文豪とアルケミスト」のイベントの進捗を可視化するWebアプリケーションをリリースしました。
今回リリースしたWebアプリケーションについて
機能概要
今回リリースしたWebアプリケーションには以下の機能を盛り込んだ。
- 各文豪ごとの合計スコアの記録
- 報酬獲得状況をグラフで可視化
ライブラリおよびフレームワーク
以下のライブラリ(プラグイン)およびフレームワークを使用した。
開発に関して
構想
(日本語記事限定記述)
このWebアプリケーションは「刀剣乱舞」の「秘境」イベント支援Webアプリケーションを参考にしていて、プレイヤーが重複していることを考え、セレクトボックスでの数値入力やグラフの見せ方はそちらにできるだけ倣っている。
なお、当該アプリケーションには迷惑をお掛けしたくないので、リンクを貼らない。開発者に尊敬の念を捧げる。
動機と結果
開発の一線から退いて久しいため、プロダクトをひとつリリースすることで次のことを把握したかった。
- 開発者としてどれくらいの時間働くことができるのか
- 自分の持っているスキルでプロダクトを企画〜開発〜リリースまで持っていけるか
結果として(大変レガシーな作りであるし、モバイル対応も追いついていないが)プロダクトのリリースは成った。
また、工数を記録していたところ、私は週30時間・日5時間までしか開発に費やせないことがわかった。これが今の私の体力的、精神的限界であり、この事実は真摯に受け止めたい。
だが、週30時間安定して働けるようになれば、時短アルバイト可能な現場であれば参加できる。技術面、体力・精神面の課題が明確になった。
今後の展開など
とりあえず早急にやりたいのは「今回ハマったポイントのドキュメント作成」だ。これはMediumとQiitaで発表していきたい。
あとは6月の公式スマホアプリリリースに備えてアプリの磨き込みを行う。
- ES6への書き換え
- Reactでの実装
- スマホ対応
これは他の開発者にとってしょうもない一歩かもしれないが、年単位でブランクのある休日プログラマーにとっては大きな飛躍である。(ニール・アームストロングの名言より)
Special Thanks
今はtogglに移行したが、今回の開発において工数管理には「Clock it!」を利用した。
「開発は1日5時間まで」というルールを設けていたので、ぶっちぎるとゲージが赤くなるのが危機感を持ててよかった。
また「マテリアルデザイン的に正しいのか」などの質問に答えつつ、体力切れで倒れている間家事を受け持ってくれた夫に感謝する。
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入門系技術記事を英語で書くのはいいぞ
概要
入門系記事を英語で書いてから日本語訳するとものすごい簡潔な記事になる。
実例
GitHubのリポジトリをそのままWebサイトとして公開したかったので、実験しつつMediumに英語で投稿した。
その記事をそのままGoogle翻訳にかけてQiitaに日本語で(追記しつつもほぼそのまま)投稿した。
英語で技術記事を書くメリット
私の英語力はたったの5、「Goal」を「Gorl」と書いて夫に指摘される程度の雑魚さである。なので英語で文章を書こうとすると、自然と「英語力5」の表現・単語しか使われないエッセンスだけの簡単な文章になる。
一方母語である日本語で書こうとすると、「まだ書き足りない」と感じてしまって冗長で回りくどい文章になる。冗長で回りくどい技術記事にぶち当たって「うるさい結論から言って」と思ったことがある人は少なくないと思う。
また、個人的な感覚だが、言語は「読む」「書く」「聴く」「(一方的に)話す」「会話する」などに用途が分かれていて、どれだけ英語の開発者向けドキュメントが読めても、積極的に書こうとしていかないと、わかりやすいREADMEやコミットメッセージを「書く」能力は伸びにくいんじゃないかな、と思う。
結論
英語力5でもいいじゃない。意味が通じるなら。
雑感
今回実例にあげた記事が私にしてはめずらしく即日「いいね!」されていて、「あーこういう知識ゼロベースからの入門記事って本当需要あるんだなー」と感じた。3/15朝更新のデイリーランキングにも入ったみたいだし。(当該記事は毎日更新されるようなのでスクショを貼らせてもらいました。)
この記事とかも(かなり古いのに)(霧島さん効果かもしれないけど)結構見てくれている人がいて、自分が当たり前に使っている機能は他人にとって当たり前とは限らないし、それを紹介していくのはとてもいいことなんじゃないかなと思う。
仲良く楽しくものづくりしていこうぜ。
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