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びよーんのつま。

「私たちは、生きてさえいればいいのよ」(太宰治「ヴィヨンの妻」)

第2回家庭内ハッカソン開催

お題「好きな街」

概要

またしても熱海にハッカソンをしにいってきた。

wifeofvillon.hatenablog.com

しかしInDesignに流し込む文庫本120ページ分(脚注付き)のデータをXHTMLで作ろうとして「どう考えても非効率やんけまだ100ページ増えるんやぞ」とキレそうになって大した成果もないので熱海で撮影した写真を紹介する。

制作環境MacInDesignに長編小説のデータ(脚注大量)をぶち込める方法があったら(@)までご教示のほどよろしくお願いいたします。

目次

1日目

宿

今回の宿は「伊東園ホテル熱海館」。浴衣は好きな柄・サイズを選べる。

熱海では早咲きの桜が3分咲き?くらいだった。

蟹「うわっ、君の同人誌の表紙みたいな写真になった」
私「やめぇや」

村上旅館跡

察しのいい人はブログタイトルとユーザー名で気づいているだろうが、中学からの太宰治ファンである。

村上旅館には太宰治が宿泊費を払えなくなり、友人の檀一雄を人質に井伏鱒二の家へ駆け込んだ(そして帰ってこなかった)というエピソードがある。彼は後にこのことを題材に「走れメロス」を書いた。

走れメロス (新潮文庫)

走れメロス (新潮文庫)

仏蘭西洋菓子モンブラン

熱海に別荘を持っていた谷崎潤一郎が、作品を一本書き上げるたび、ロールケーキを注文したという老舗洋菓子店。

糸川

熱海市内を流れる糸川で汽水域に降りられる階段を発見してテンションが上がる。海辺に生まれ育った人間の性である。

親水公園

お宮の松

熱海といえば『金色夜叉』、『金色夜叉』といえば尾崎紅葉

「貫一とお宮」ごっこを毎回頼んでいるが、容れられたことはない。

熱海駅は熱海の山のてっぺんと海の間くらいにあるので、海まで降りると罰ゲームのような急峻な階段を昇ることになる。無論、循環器の弱い私は酸欠と脳貧血を起こす。

伊東園ホテルの温泉を一通り入ってみたが、露天風呂好きとしては露天がないのが残念だった。

2日目

MOA美術館

今回は梅の季節にしか展示されない国宝の屏風を見るために熱海に来たといっても過言ではない。熱海の海を日がな一日見て暮らせるなら住むのもやぶさかではない。

起雲閣

志賀直哉谷崎潤一郎太宰治などが泊ったという起雲閣。この日は日本共産党が新年会をしていた。

太宰治と山崎富栄が泊った部屋

高校時代の口癖は「山崎富栄になりたい」だった。どう考えても危ない女である。

私「うわあああああ修治〜〜〜〜!」
蟹「寝転がるな馬鹿」

人間失格 (角川文庫)

人間失格 (角川文庫)

機関車

芥川龍之介「トロッコ」で舞台になる小田原-熱海間を結ぶ鉄道路線、そこを走っていた機関車が駅前に展示されてある。

芥川龍之介  (ちくま日本文学 2)

芥川龍之介 (ちくま日本文学 2)

おみやげ

自分へのお土産は「臥龍梅」の純米大吟醸だった。こっちは「文豪とアルケミスト」の石川啄木くん。


そんな熱海旅行の中で詠んだ歌も入っている詩歌集はKindleUnlimitedで無料で読めます。

雪解けの日に: 吉野雪緒 詩歌集

雪解けの日に: 吉野雪緒 詩歌集